文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
愛嬌のある大人を信用していただきたい。
20年ほど前のことである。苦労を重ねて売上200億円の会社を一代で築かれた会長さんから「他人を恨んで事業を起こしたらダメ」と温厚な語り口で教えていただいた。苦労したかどうかなんかは、感じて染み入ればいいものなのである。
何かに打ち込めば、
自ずと高い壁は、向こうからやってくる。
苦労は、買って来るものではない。
苦だとも思わない人のところにやってくるのである。
ちょっと正直苦しいけれど、乗り越えた時の楽しさには代えられない。
苦労は強いるものじゃない!!
“若い学生さんに言いたいのは、社会には驚くほど品がなく子どもじみて洞察力も共感力も乏しいどうしようもない大人が想像以上に多くいて、そういう連中が君に押しつける「社会の厳しさ」なんて、君が涙を流すほどの価値なんてまったくないから、どうか恐れずに自分の信じる道を歩いてほしいってこと”fromタテイシナオフミ
だから、
昔の苦労なんか遠に忘れちゃったなんて言う
愛嬌のある大人を信用していただきたい。
そうワタシのことである。笑
愛嬌で勝負している大人から学んでいただきたい。
世の中は、捨てたもんじゃないのだよ。