
ひぐちグループで働くヒグチ人をプロライターが深堀りする新企画!
プロが綴る、働く仲間の新たな一面とは?
それぞれの「想い」を知り、繋がりを感じるコラム集。
PEOPLE 26|サプ子さん
『生涯!!学級委員気質。』

高校時代は、女子バレー部。福岡で県ベスト16。進学校の部活としては、かなりガチである。ポジションはセンター。ブロックも飛ぶ。速攻もする。レシーブもする。つまり——何でも屋だ。
最初は、めちゃくちゃ下手だったらしい。レシーブをミスすれば走らされる。1ミスで10本。2ミスなら20本。怒られるのが、とにかく嫌だった。だから練習した。卒業する頃には、“ほぼミスしない人”になっていた。「負けたくない」ではない。「怒られたくない」が原動力。
だが、この感覚は社会人になってから、めちゃくちゃ役に立っている。飲食の色々な業態を渡り歩き…接客も、調理も、空気づくりも、全部やってきた。しかも本人は、自分を“器用なタイプ”だと思っていない。むしろ不器用だと思っている。だからこそ、一回言われたことは二度繰り返さないようにする。怒られる前に動く。先回りする。ちゃんと準備する。
これ、学級委員の生き残り方なのである。
わかる。
めちゃくちゃわかる。
これを書いているワタシも、
義務教育期間は、ずっと学級委員だったことを要らんけど記しておく。笑
面白いのは、本人が「自分は明るくない」と思っていることだ。周囲からは「いつも元気」「ニコニコしてる」と言われる。でも本人の感覚は、むしろ逆。かなりネガティブ寄りらしい。ただ——暗い顔をしても、誰も得しないことを知っている。
だから笑う。
マイナスを撒き散らさない。
場の空気を壊さない。
“生涯学級委員”である。
さらに深いのは、その距離感だ。みんなと仲良くできる。でも、本当に近い人は少ない。心を開くのは、ほんの1人か2人。グループで群れるのは苦手。仕事ではスイッチを入れて喋るけれど、家に帰ると「早く一人になりたい」と思っている。
わかる。
めちゃくちゃわかる。笑
サプ子さんが偉いのは、その孤独を悲劇にしないこと。むしろ、“等距離でいる技術”として使いこなしている。 “誰かが安心して話せる空気”を作れる人なのだ。派手ではない。でも、こういう人がいる組織は強い。センターでブロックを飛び続けてきた人は、人生でも、ひぐちグループでも、ちゃんと真ん中を守っている。
最後に、寂しくなったら、連絡してくれ!!
ワタシは、君の理解者だよ!!笑
文/中村修治
有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役社長。
1962年近江の地で生まれる。1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかった頃から30年以上も最前線で生きているプランナー。「JR博多シティ」のネーミングや「テレQ」のCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。福岡大学の非常勤講師も務める。
ひぐちグループとの関係は創業65周年の時から。以降、ひぐちグループの新CIの開発の総合ディレクションを契機に、週イチたまりばの投稿は、200本に及んでいる。

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