おうちシェフ7皿目 「大村寿司」
2021.05.27
おうちシェフ

飲食のプロが教える、簡単美味しいみんなのレシピコーナー「おうちシェフ」

梅雨の季節が近づくと長崎県大村市にある大村公園では、約30万本のハナショウブが見頃を迎えます。
今回は、大村の郷土料理である大村寿司の作り方をご紹介します。

 

「大村寿司」

 

☆材料(作りやすい分量)☆

ごはん  4合分(1kgほど)
すし酢  140g
中具   200g
(ゴボウ、椎茸、かんぴょうなどを甘辛く炊いたもの)
はんぺん 50g
(赤・緑)
錦糸卵  200g
桜でんぶ 10g

 

☆前準備☆

1.ご飯を少し硬めに炊きます。
2.熱いうちにすし酢をかけ、混ぜ合わせ冷まします。
3.はんぺんと中具は細かく刻んでおきます。

 

☆作り方☆

1.適当な大きさの容器にラップを敷き、錦糸卵を敷き詰めます。
その上に酢飯の半分を、平らになるように敷き詰めます。
※しっかりと押しましょう。

 

2.中具とはんぺんを均等に散らします。
残りのご飯を同様に敷き詰めます。
上から重しをのせて、締めます。(上からギューッと)

 

3.容器から取り出し、適当な大きさに切り分けて、桜でんぶを飾ります。お好みのトッピングで飾ることで、見た目も華やかに仕上がります。

 

〈大村寿司の歴史〉
始まりは戦国時代。戦に勝った兵士たちをもてなすために生まれた押し寿司が「大村寿司」です。兵士たちが刀で四角に切って食べたことから、今でもこの形が伝わっています。江戸時代に砂糖文化が花開いた長崎だけに、シャリも煮付けた野菜も甘めの味わいが特徴です。

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