週イチ「たまりば」No.147 社会のOSは、絶対に変わるのよ。
2024.08.08
週イチたまりば

 

文/中村修治

企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。

 

社会のOSは、絶対に変わるのよ。

 

女の子は守らなきゃダメでしょ!?
男の子は泣いちゃダメ!?
男は稼いで、家族を養ってナンボ!?

昭和に“男の子”として育てられたワタシたちは、一様にこんな風に育てられました。これがフツーでした。だから”セクハラ”と”フツー”の境目の線がわからないのです。でも、このフツーが変わってきたのですから、10~20年後には、必ずこの社会は変わります。昭和のオッサンが一掃される頃には、社会のOSがキレイに変わっているはずです。

そう考えると、この時代は、面白い!!
いろんなフツーが入り乱れている。
常識が変わっていくのを目の当たりにしているのですから。

人類が繁栄して来た根本に「性別」はあります。この単純な分類を意識し、コミュニティを作ることがなかったら、人類は、ここまで発展して来なかったと思います。ちゅうことは、この根底が崩れようとしているのが現代ということでもあります。

きっと「男女の性別」以上の分類を定義しようと、種の存続のために遺伝子が動き出しているのだと思いますよ。人間は、なんか分類して、差別までしないと納得して生きられないように出来ていて、それを是正する動きが社会の新しい規範になっていくということを繰り返すのですよ。

だからね、大きな社会実験の中を生きていると思いましょう!!
決して悪い方には、動いていない。
合理的な方に動いているはずだから。
これまでなんとかやってきたのだから、これからも大丈夫です。

 

 

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