
ひぐちグループで働くヒグチ人をプロライターが深堀りする新企画!
プロが綴る、働く仲間の新たな一面とは?
それぞれの「想い」を知り、繋がりを感じるコラム集。
PEOPLE 13|ソクサン
『シューゲイザー♪って何ですの!? 笑』

ソクサン(46歳)は、飲食ひと筋23年。社内ではたぶん「自信家」「ズバッと言う人」という見え方をされているはずだけど…ここで覆す!!
実は、ずっと”音楽の人”だったというのだ。大学時代、どっぷりハマっていたのは“シューゲイザー♪”。
そんなマニアックなジャンル!?誰も知らないよ。轟音ギターの中で、ボーカルが下を向いてぼそぼそ歌う、靴を見つめるような音楽=Shoegazerらしい。なんですの、それ!?
そのシューゲイザーにどハマりし、自分で曲まで作っていた。ロフト付きの部屋に機材を持ち込み、4トラックレコーダーでギターを何本も重ね、朝まで一人で音を作る。
できた曲を友達に聴かせて「めっちゃいい」と言われる。それで満足。人に売り込む気も、世に出る気もない。こりゃ、靴を見ながら轟音ギターをかき鳴らすという自慰行為だよ!?
なぜそこまで音楽にのめり込んだのか。本人いわく、子どもの頃は目も悪く、運動も苦手で、母子家庭育ち。自己肯定感が高い方ではなかったという。
だからこそ、自分で作ったものを「これ、いいじゃん」と思えた瞬間が「ズバッと言う人」の根源。
部下には「それ違う」と即答する。ポストが空けば「やりたいです」と手を上げる。他者が思うより、本人は「俺にしてはよくやってる」と靴を見続けている。
つまりソクサンは、シューゲイザーみたいな人なのだ。
上を向いて突っ走るタイプではない。少しうつむき加減で、自分の足元を見ながら、それでもちゃんと前へ進んできた人。
だからである!!最愛の息子さんは砲丸投げの選手になった。陸上の花形でもなければ、誰もが憧れる競技でもない。重たい球を抱え、自分の力で、黙って遠くへ投げる。ちゃんと遺伝してますよ。笑
シューゲイザーとかけまして、
砲丸投げとときます。
そのこころは――
どちらも、
足元を見つめながら、重たいものを遠くへ飛ばします。
文/中村修治
有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役社長。
1962年近江の地で生まれる。1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかった頃から30年以上も最前線で生きているプランナー。「JR博多シティ」のネーミングや「テレQ」のCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。福岡大学の非常勤講師も務める。
ひぐちグループとの関係は創業65周年の時から。以降、ひぐちグループの新CIの開発の総合ディレクションを契機に、週イチたまりばの投稿は、200本に及んでいる。

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