
ひぐちグループで働くヒグチ人をプロライターが深堀りする新企画!
プロが綴る、働く仲間の新たな一面とは?
それぞれの「想い」を知り、繋がりを感じるコラム集。
PEOPLE 17|エンジェルさん
『33年目のエンジェル❤️』

ビックリするなよ!!
彼女は、家に帰ると“別人格”になる。ご主人の前だけで、変顔をする。しかも、ただの変顔ではない。「吹き出させるための変顔」である。歯磨き中に笑わせる、油断した瞬間を狙う、モノマネまで織り交ぜる。最近のレパートリーは、放送禁止のやっちゃいけないあの娘のモノマネ…笑
会社では絶対にやらない。なぜなら「恥ずかしいから」。いや、その前に、コンプライアンス上、問題がある。このギャップだけでも十分に破壊力があるのだが、彼女の本質はさらに奥にある。
結婚相手は、なんと“弟の同級生”。高校時代から家に出入りしていた、いわば“身内みたいな存在”と、時を経て結婚している。6歳年下。恋愛らしい恋愛期間もなく、「もうそろそろいいよね」と自然に結婚へ。
ドラマも修羅場もない。ただ、ずっと知っている人と、ちゃんと繋がった。これが、強い。弟との関係も円満すぎる。「気楽な義兄ができた」と歓迎され、家族も当然のように受け入れる。日曜は、夫と弟が一緒にソフトボール。キャプテンと副キャプテン。どんだけ仲良しだよ!!
もうね、ここまでくると“運命”とかじゃない。
“設計図どおり”である。
もともとお酒が飲めなかったご主人を鍛え上げ、今では晩酌の相棒にしてしまった。「一緒に飲みたいから」という、極めて自分都合のエンジェルである。
クールに見えて、実はめちゃくちゃ人間くさい。長く働き、淡々と役割を果たしながら、家ではふざけ、笑わせ、関係を育てる。このバランスが、33年続く理由だろう。
33年、ゾロ目は、エンジェルナンバーと呼ばれている。
偶然か必然かは知らない。
ただひとつ確かなのは——
この人は、ちゃんと人を笑わせる側にいるということだ。
変顔の彼女は、ひぐちグループの放送禁止のエンジェルである。
文/中村修治
有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役社長。
1962年近江の地で生まれる。1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかった頃から30年以上も最前線で生きているプランナー。「JR博多シティ」のネーミングや「テレQ」のCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。福岡大学の非常勤講師も務める。
ひぐちグループとの関係は創業65周年の時から。以降、ひぐちグループの新CIの開発の総合ディレクションを契機に、週イチたまりばの投稿は、200本に及んでいる。









