平気で生きるのが難しい。
他人に殺される人は、年間で300人ほどらしい。
自分で自分を殺す人は、年間で2.4万人もいる。
『他人より自分は、80倍も危険だ』
『新型コロナウィルスより人間は、何倍も危険だ』
そんな事実を忘れてしまって当の人間は、アタフタする。
「人の生」には、そういうプログラムがされているのだろう。
決して賢い選択ができないのも人間なのかな!?。
サクラは、平気な顔をして、今年ももうすぐ満開である。
なのに、コロナコロナで人様は、散り散りだ。
人間は、いつまで経っても悟れない。
平気で生きることがいちばん難しいのである。
来年の春は、今年よりも少し平気で生きられるようになりたい。
新型コロナウィルスは、良い意味でも、悪い意味でも、
人間を進化させているのだと承知している。
文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。