文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
桜は、美しい!!
桜開花のニュースが、全国から届く頃となった。
子ども達の入学式がやけに美しいのは、
その先に、未来が見えているから。
桜がこんなに潔く散るのは、
来年もきっと咲くのがわかってるからである。
桜は、美しい!!
「サクラは美しい」と書くと「サクラより美しい花がある」という人が出てくる。だったら「サクラは美しいが、サクラより美しい花もある」と書く。それはもはや書く必要もない駄文だ。
表現というのは、「勇気」のことだよ。
「サクラは、とても美しい」より「桜は、美しい」と書いた方が、美しい。
美しいだけの方が、美しいのが日本語だ。
日本語で書くというのは、「捨てる」ことだよ。