文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
令和のロマン!?
昭和の漫才師は、師匠に師事して、芸を学んだ。
平成の漫才師は、お笑い養成校で、笑いを学んだ。
令和の怪物たちは、大学のお笑いサークル出身が多い。
博多大吉さんが
M-1グランプリの潮目が変わったと…
そんなことをPodcastで語っていた。
大学のサークルで、4年間、共にお笑いを語る。
ネットに流れる大量の漫才をチェックしながら分析する。
校内イベントなら、会場費無料で新作を次々試せる。
観衆を集める苦労=出費もさほどない。
高速でPDCAを回して、
仲間たち同志で芸を磨き上げられる。
師匠たちの怖い顔もない。
派閥もない。
ネットで大量のチェック&分析ができるから、、、
新しい漫才の間システムも作ることができる。
“令和のロマン”が結実したのが、昨年のM-1グランプリである。
お笑い養成校第1期卒業生であるダウンタウンの松っちゃんが休業を宣言した2024年。
令和のロマンには、品行方正という才能が必要なのだと思う。
真面目で、良い人という、欠くことのできないセンスが…。