文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
“風の時代”を生きる秘訣とは!?
人間さんは、地球という所に住まわせてもらっています。その場所は、宇宙とかいうすげえ器の中で、グルングルンまわっているわけですからね。なんか、大きな法則があるのは頷けます。その大きな渦みたいなものは、人間さんの大きな想念となるので、そのエネルギーの総量の変化が時代の潮目をつくるのだと納得しています。
いま「風の時代」ですよね。2020年12月22日から本格的に始まったとのことですよね。もう4年近くが経ったわけです。
この4年間のワタシと言えば、実は、絶好調です。
そうなんです。ワタシは、風の時代の申し子なのです。笑
「風の時代」は“目に見えないモノ”に価値をおくという時代です。この2年の間に、故郷も捨てました。オフィスも実家も解体しました。自由であるということを優先してきました。企画書という実体ではなく、その場にいるという“物理的時間と距離”に全力を注ぐことにしました。そうして得られたのが、絶好調の現在です。文字通り、風が吹いてきたわけです。
風の時代に必要なのは、自由に、身をまかすということだと感じています。そこで、いちばん重要なのは、いちばん重石がのしかかってくる“自分”“自我”を捨てることだと感じています。
良いこと言ってる自分や
夢を語り出す自分や
こうあらねばならないと追求する自分や
そういう“自分”を諦めた先に、他者の中で輝く自分が生まれます。
問いの中に答えがある。
他者の中に自分はいる。
自分なんか、風に飛ばされるくらいに、ペラペラです。
これが、風の時代を生きる秘訣です。