文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
地球って、ずっとヤバいんですよ。
60年も生きてみるとね、いろいろと気づくことがあるのよ。その大きなひとつが、100年なんて、そんなに長いものじゃないなぁということです。21世紀になって24年。いま常識とされるすべてことは、50年そこそこの間に、すべて生まれたことなのですよ。
専業主婦が一般的だったのは、ほんの数十年前。
みんながクルマを持つようになって1世代。
自由恋愛も、ここ1~2世代。
ブラジャーをつけるようになって1.5世代。
毎日、髪を洗うようになったのは、ついこの間です。
たったの1世代。実は、1世代にも満たないモノや慣習に、我々は毎日縛られているという事実にビックリする。あと1世代で・・・クルマの運転は、きっと大きく変わる。葬式や結婚式のスタイルも、様変わりする。添い遂げるなんてコトバもそのうちに死語になるはずです。きっと親の経験なんて、次の世代には、何の役にも立たないじゃないかと思っています。
こんなに安心して暮らせるようになったのも、1世代。
地球って、実は、ずっとヤバいんですよ。
ナニも今更なハナシじゃありません。
ご先祖様たちは、ずっとヤバかったのですよ。
その中で、何で生まれて来たのかなぁ!?と考え続けて・・・
この社会を残してくれたのです。
大きな岩に46億年の間、光を当てて回転させ続けたら、人間とか、原子力爆弾とか、インターネットとかできちゃって、、、宗教で救われるとか、戦争は儲かるとか、民主主義への冒涜とか、みんなが好きなこと言い出しているのに、、、
我が家の朝は、
随分と悠長で、
46億年分のたったの1日でしかないことに、
改めてゾッとしています。
まだまだ、考え過ぎるくらい考えましょう。
それが、ワタシたちの役目です。