週イチ「たまりば」No.169 “あきない商売”をしているのか?
2025.02.13
週イチたまりば

 

文/中村修治

企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。

 

“あきない商売”をしているのか?

 

広瀬川 流れる岸辺 思い出は帰らず♪

 

瀬音ゆかしき杜の都に行ってきた。

 

青葉城にも、

広瀬川にも、

仙台四郎にも、早々にご対面。

 

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商売は「商い(あきない)」という。

それは、おもしろくてしかたがないから

「飽きない(あきない)」なのだ。

 

いつもおもしろいから、笑顔がたえない。

だから「笑売(しょうばい)」となる。

 

「いらっしゃいませ!」「ありがとうございます!」

いつも活発だから「勝売(しょうばい)」となる。

 

「飽きない」商売を、

「面白くない」と思っていると、すぐ飽きる。

いつも不平不満や愚痴が出て、

心が次第に傷ついて

「傷売(しょうばい)」となってしまう。

 

こんなお店には、そのうち誰も寄りつかなくなり

「消売(しょうばい)」となって消えてしまう。

 

「笑売」をしているのか?

「傷売」をしているのか?

「勝売」をしているのか?

あきない商売をしているのか?

 

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