U-25フューチャーリーダーズ 2050 Vol.8
2021.11.29
U-25Future leader’s

2050年の100周年に向けて動き出したひぐちグループの未来を担う、25歳以下の若手社員にスポットを当てる企画「U-25 Future leader’s 2050」第8回のFuture Leaderは、パチンコ営業部の渡部 匠子さんと原 拓未さんにお話を伺ってきました。

 

━━渡部さん原さん、本日はよろしくお願いいたします。

原・渡部)よろしくお願いいたします。

 

━━お二人は今の店に配属になってどれくらい経ちますか?

原・渡部) 3年目になりますね。

 

━━3年目か。じゃ~もうそろそろ・・・異動かな(笑)

原)なんか人事部の方が言うと冗談に聞こえないんですけど(笑)

 

━━(笑)すいません。それでは入社時の話から聞こうかな。お二人の入社の動機は?

渡部)私はなんかこの会社面白そうだなと思ったからです(笑)。大学の専攻が幼児教育だったんですけど、企業説明会に行ってみたらたまたま声をかけられて。周りでパチンコ業に行く人ってあんまりいなかったので、どんな感じかなと思って。それまでパチンコ打ったこともなかったけど、お話を聞いてたらこの会社ホント面白そうだなって思って入りました。

 

━━渡部さんは何にでもチャレンジする意識が強い学生さんだなと当時思ったのを思い出しました。入社から3年近く経ってどうですか?自分が入社前に感じていた印象と少なからずギャップがあったと思うんだけど。

渡部)そうでもないですよ。幼稚園とかに就職した大学の友達の話を聞いていると、やっぱりみんな相当苦労してて。HIGUCHI GROUPに入って良かったなって思う事が多いです。労働環境なんかもそうですし、上司とか先輩とか職場関係等も、この会社を選んで良かったなって思ってます。

 

━━人事部として嬉しい言葉ありがとう。では次は原さん。原さんってパチンコ業界の大手企業でアルバイトしてませんでしたっけ?

原)はい、アルバイトしてました。自分は昔からパチンコ業界が好きですし、経験したことがある業界だったので、そこが入社を決めた一番大きな要因ですね。

 

━━何故その大手企業に行かなかったんですか?

原)その時の社員の方から「ウチに入れよ」って誘ってもらったんですけど、聞く人によっては「ウチはやめとけ」っていう人もいて。転勤もかなりの頻度であるのも知ってたし、赴任先も多岐にわたるので。迷ったんですけど、現状まるみつは九州圏内なので、やっぱりひぐちにしようかなって思いました。

 

━━で、入社してみてどうでしたか?

原)自分も入社前に聞いてた話と殆どギャップは無かったですね。ただコロナ禍の期間が長かったので、その辺ではキツイ思いもしましたね。

 

━━でもそれも自分の中で消化して良い経験にしないといけないよね。原さんも、全然違う業界に行こうとはならなかったんですか?確か他社からの内定もあったよね。原さんから他社の内定の話聞いた時、他の人事社員と一緒に凄い焦ったのを覚えてるんだよね。「あ~取られる~って」

原)もちろん他の業界の選択肢もありました。内定もいただいていたので。でもなんかHIGUCHI GROUPに惹かれたんです(笑)

 

━━なるほど。新卒で最初に配属されてから、4月で3年って事ですが現在店舗で任されている業務は何ですか?

渡部)カウンターをメインに任されています。カウンターの業務は勿論なんですが、賞品の仕入れ等をスタッフの方を交えて行っています。

 

━━賞品の企画を自分でしたりしてるんですか?

渡部)そうですね。発注書の中から経費を考えながら仕入れる賞品を選定しています。最近だとハロウィンの賞品とかですね。ハロウィンの時は、お菓子を中心に選定しました。

 

━━他に自分の裁量で判断している事ってありますか?

渡部)カウンター業務に関してはほとんどです(笑)先ほどの賞品の選定等も事後報告になることもありますし。あと賞品やカウンターのレイアウト等も、スタッフさんと相談しながら、変更したりしています。いきなり他の社員の方に「どうしたらいいですか?」聞くことは少ないです。まずは自分たちで考えて、それからスタッフさんの意見も聞きながら進めています。

 

━━なるほど。渡部さんは、スタッフさんだけじゃなく、店長や主任からも信頼されてるんですね。では原さんは何を担当されてますか?

原)販売促進の担当をしています。いつも規制に抵触しないように慎重に進めています。

 

━━お客様に、お店の情報を伝えるためにどの様な工夫をされていますか?

原)まずはお客様の動線を考えて、設置場所・設置方向など決めています。あとはお客様の滞在時間を考えて、掲載情報量の調整をしています。

 

━━さすが‼基本に忠実だね。今現在、お二人には部下や後輩にあたる社員はいますか?

原)今、他の店舗からシフトの応援に来ていただいてるんですけど、その方が初めての後輩社員になりますね。 自分にもやっと後輩が出来ました(笑)

 

━━3年目に入って後輩社員もできて、入社当時と比べると、考え方とか役割が変わって来ていると思いますが、一番変わったなと思うところは何ですか?

渡部)カウンターリーダーを任されるようになってからは、自ら考えて行動して提案していくことが格段に増えました。店舗の委員会活動や総付け景品の選定等でも自ら行動していくことが増えましたね 。

 

━━カウンターのリーダーとして頑張っているんですね。因みに総付け景品はどういうものを配布してるんですか?

渡部)季節に合わせて景品を選ぶようにしています。例えば夏場はのどが渇きやすいので 飲料にしようとか。秋だったら季節感が出せるように、さつまいも味の物にしようとか。あと当店は年配のお客様が多いので食べやすいものにしようといった感じで状況に応じて変えています。

 

━━仕入れで失敗した経験ってありますか?全然売れなかったとか。

渡部)そうですね~、あんまり大不評でしたっていう経験はまだ無いですね。

 

━━お客様の立場に立って、設計段階からしっかり考えて実行出来てる証拠ですね。

渡部)あと、そもそも当店にご来店いただいているお客様は、お菓子が好きな方が多いので、買ってくれているところもあると思います。

 

━━お客様の事をしっかり観察できているんですね。では原さんはどうですか?

原)自分はよく人を見るようになりました。観察って程ではないですけど、お客様の導線なんかもそうです。ポイント景品の担当をしているので、いつもご来店いただいている会員様に喜んでいただけるように、好まれている景品は何か?売れ行きが良くない景品は何か?って言うのをお客様の動向を見ながら考えるようになりました 。

 

━━なるほど。それで実績はどんな感じですか?

原)実はこの前ちょっと失敗しちゃいました。先月和菓子を出したんですが、これが全然売れなくて。その前の月も和菓子を準備して、結構売れたので今回も大丈夫だろうと思って頼んだら、結構残ってしまいました。

渡部)だいぶ尻拭いしましたね(笑)人的な販売促進もだいぶしたんですけどね(笑)

 

━━でも失敗って大事だよね。過去の成功が未来の成功を約束するわけでは無いことを学んだわけだしね。現状はカウンターのリーダーをしたり、販売促進の担当をしたりと、それぞれ入社時と違って随分レベルアップしてきてると思うんだけど次のステップへ進むために必要な課題は何ですか?

渡部)私の課題は遊技台のスペックや演出に関してそれ程詳しくないので、ホールでお客様から、「この台のこういう演出が出たんだけど」って聞かれた時に、ネットで調べて得た情報を伝えるか、その台を遊技しことがあるスタッフの方に対応してもらうしか無かったので、自分でもっと勉強したいなと考えています。

 

━━自分たちが提供している商品ですからね。知識は当然あったほうがいいよね。では次のステップはサブリーダーですが、サブリーダーとして身につけないといけないことはありますか?

渡部)ファシリティーのトラブル対応等もそれ程経験が多くないので、もうちょっとトラブル対応の経験を増やしたいです。もちろんトラブルは出ないほうが方がいいとは思うんですけど(笑)対応の経験を積んで、どんな事でも自分で対応できるようになりたいなと思います。

 

━━トラブル対応は経験がものを言うところがあるからね。私がホール担当だったときは、自分からトラブルに突っ込んでましたよ。何かトラブルがあってスタッフの方から呼ばれたら、分からなくてもとりあえず一番に行くみたいな。では原さんの今の課題は何ですか? え~と麻雀の燕返しの仕方以外でお願いします(笑)

原)ま~燕返しは練習中って事で(笑)今回初めて応援で後輩社員が来たんですけど、これまでは教育の経験が少なくて。スタッフの方も在職が長い方が多くて、新人スタッフもあまり入って来なかった事もあって、自分には教育の経験が足りていないと感じています。そこが不安な部分ではあります。

 

━━今後キャリアを積んでいくといろんな後輩に出会うと思うけど、教育に関してこうしていきたいとか、自分に足りないこととかありますか?

 

原)自分に足りないところだと思うのは伝える能力です。自分ではこれぐらい話せば大丈夫だろうと思ってても、相手によってはもっと細かく嚙み砕いて伝えないと理解されなかったり。 逆にめちゃくちゃ噛み砕いで話しても、分かっている人にとっては、時間の無駄になってしまう場合もあるので。相手によって適度な塩梅で伝えるように努力したいと思います。

 

━━それめちゃくちゃ分かります。「伝える」と「伝わる」は全然違いますからね。 後輩への教育を通して、後輩の成長は勿論だけど、自分の成長にも繋げてもらえればと思います。じゃちょっと話題を変えて未来の話を。現在の部署以外でもいいんだけど、お二人が興味がある部門とか仕事ってありますか?

渡部)今の部署以外だったら、魚釣りが好きなので、ひぐちが漁業とかしたら参加したいです。

 

━━漁業⁉これまでのインタビューの中で初めて出てきたね。でもうちの会社やたら釣り好きな人が多いから、もしかしたらもしかするかもね。

渡部)あと入社時にも言ったことがあったかもしれないんですけど、幼稚園教諭と保育士の免許を持っているので、ひぐちが経営する託児所が出来たらうれしいです。もし出来たらそっちでも働きたいなと。

 

━━子供が結構好きなんだね

渡部)もう大好きです‼

 

━━確かにそういう事業があってもいいよね。出来れば渡部さんには、それを設立させるまでの開発とかにも関わって欲しいですね。会社が作ってできたから渡部さん来てねって形じゃなくて、自分から関わってみたいという思いを持っていてほしいですね。

渡部)是非参加したいですね。

 

━━では原さんはどうですか?

原)パチンコ営業部だったら、自分が今店舗の販売促進を担当してるので、営業部の販売促進課には興味あります。あと商品課とかも。店舗の特色にあった台選びとかやってみたいです。営業部内でもいろんな経験ができたらなと思っています。

 

━━商品課とか今後の業界の事を考えるととても重要になってくるよね。パチンコ事業以外では何かありますか?

原)パチンコ事業以外だとやってみたかったのは大学までは化学専攻だったので 車関係に興味があります。 エンジンとかそっちの方ですね。動力です。

 

━━へ~それは初耳です。エンジンか~。百年企業まであと30年あるからエンジンとかモーターを作ってる会社になってるかもしれないしね。だってeスポーツだって30年前は考えられなかったことを、今事業として行っているんだから。30年後どうなってるかわからないけど、何か生み出して欲しいなって思いますね。みんなに託すばかりじゃなくて私も考えないといけないけどね。あとは原さんが雀荘を開いているかどうかかな(笑)

原)いやそれは30年後に考える事にします(笑)

 

━━(笑)お二人とも本日はありがとうございました。

 

インタビュー/中嶋 優策(人事部)

撮影・編集・ライティング/竹下 正範(広報室)

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