
「長崎のことをもっと深く知り、自分の言葉でお伝えしたかったんです。」
そう語るホテルH2長崎のフロントスタッフ、内本梨絵さん。ホテル業界未経験での入社からわずか5ヶ月、彼女は長崎観光連盟が認定する「長崎コンシェルジュ・シルバー」に、グループ初となる快挙で認定されました。
認定から数ヶ月が経ちましたが、内本さんの学ぶ日々は今も続いています。

検索して分かること以上の、力になりたい
長崎出身の内本さんですが、長く地元を離れていたこともあり、入社当初は観光のご案内に対してある「心苦しさ」を抱えていたといいます。お客様からの質問に対し、検索すれば分かるような内容しかお答えできない自分に、どこか不誠実さを感じていたのです。
「お客様は、地元に住む私たちを信頼して聞いてくださいます。それなのに、自分が知らない場所をネットの情報だけでお伝えするのは申し訳ない。もっと自分の感覚で長崎の魅力をお伝えしたい。その思いを形にするために、認定試験への挑戦を決めました」
内本さんは出勤前の時間を活用して、実際に自分の足で街を歩き始めました。眼鏡橋や風頭公園といった名所を訪れ、坂道のきつさや、そこまで歩いた際の疲労感までも、自分自身の「体感」として蓄積していきました。
「自分の体で感じた情報があれば、お客様の状況に合わせて、より安心していただけるルートをご提案できます。その実体験に基づいた『案内の納得感』こそが、接客において最も大切にしていることです」

「もっと知りたい」という気持ちが、案内の支えに
シルバーの称号を手にした今も、内本さんは「まだまだ足りないところばかりです」と謙虚に語ります。休日の合間を縫って、市内のスポットを訪ねる活動は今も継続中です。
最近では、市外の観光地についても質問をいただく機会が増えました。「今の自分ではまだ、点での知識しかなくて。例えば『水族館の帰りにここで食事をして、このルートを通って……』といった、お客様に合わせた周遊プランをその場で組み立てられるようになるのが目標です」と、自身の課題を見つめています。

支えられながら、一歩ずつ
入社して間もない中での挑戦でしたが、職場では支配人や仲間のスタッフがシフトの調整や、日々の声掛けで内本さんの背中を押してくれました。「周りの皆さんは知識が豊富で、いつも助けていただいています。この環境があったからこそ、自信を持って一歩踏み出すことができました」
未経験から始まった、内本さんの「長崎のプロ」への道。一つひとつ積み重ねてきた確かな手応えを携えて、今日もフロントでお客様一人ひとりに寄り添っています。

ホテルH2長崎 に関する詳細はこちらから
https://hotel-h2.jp/
編集・ライティング / HIGUCHI GROUP広報部








