PEOPLE 38|ライムさん 『母娘でなんともステキだニャーン。』
2026.07.30
シン・従業員紹介「HOME ROOM」

 

ひぐちグループで働くヒグチ人をプロライターが深堀りする新企画!
プロが綴る、働く仲間の新たな一面とは?
それぞれの「想い」を知り、繋がりを感じるコラム集。

 


 

PEOPLE 38|ライムさん

『母娘でなんともステキだニャーン。』

 

ライムさんは、人見知りである。これを言うと、たぶん職場のみんなは驚く。いつもニコニコしている。話しかければ普通に話す。ちゃんと接客もする。だから誰も、「この人、人見知りなんだ」とは思わない。だが本人は言う。「なんで私、接客業してるんだろうって思います」って!?完璧である。笑

 

もともとは、事務スタッフだった。黙々と作業するのが好きだった。ところが気づけばホールへ。さらに気づけば社員へ。ひぐちグループ歴20年。本人が一番びっくりしている。

 

だが、この20年には秘密がある。実は、ライムさんのお母さんも、ひぐちグループで働いていたのだ。姶良店のオープニングスタッフ。掃除担当。そして、その母親の紹介で、娘も働き始めた。母娘二代。合わせて20年以上。ひぐちグループならではの珍しい話である。

 

そして、もっと珍しい話がある。ライムさんの実家は、猫屋敷なのである。猫屋敷という表現は、比喩ではない。本当に猫屋敷だ。最盛期、猫40匹。犬も数匹。高校生の頃には、家の2階がまるごと猫部屋だったのだそうだ。

 

しかも、全員名前付き。りん君。やす君。いずみちゃん…ちゃんと見分けもつく。40匹である。もはや保育園ではない。猫の自治体である。さらに驚くのは、最初に拾った猫を飼うために、家まで建てたことだ。普通は猫を飼う。この一家は、猫に合わせて家を建てる。順番がおかしい。

 

ライムさんにとって、これが普通。猫が増える。「増えたねで、終わり。誰も驚かない」家族全員、感覚が麻痺している。そんな環境で育ったからだろうか。ライムさんは、人にも動物にも優しい。行き場のない猫40匹を見守ってきた優しさは、母娘で遺伝している。



母が働き、娘が働き、子どもたちも育てる。猫たちも見守る。
ライムさんの膝には、人嫌いな猫たちもそっと乗ってくる。
人見知りのお客様も声をかけてくる。
いやぁ、ニャンともステキである。 

 


 

文/中村修治

有限会社ペーパーカンパニー 代表取締役社長。
1962年近江の地で生まれる。1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかった頃から30年以上も最前線で生きているプランナー。「JR博多シティ」のネーミングや「テレQ」のCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。福岡大学の非常勤講師も務める。

ひぐちグループとの関係は創業65周年の時から。以降、ひぐちグループの新CIの開発の総合ディレクションを契機に、週イチたまりばの投稿は、200本に及んでいる。

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