週イチ「たまりば」No.103 ワタシは、ペットだワン!!
2023.08.17
週イチたまりば

文/中村修治

企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。

 

ワタシは、ペットだワン!!

 

やっと、お盆休みも明けたぁ!!と安堵しているママたちも大勢いらっしゃることでしょう。旦那が家に居る。ただそれだけでイライラする。そんなママたちへの、ワタシからのアドバイスです。

 

仕事をしていない。家でゴロゴロしている旦那に価値はありません。もうこれは、老後の練習です。価値を無くした旦那たちとどう付き合うべきかを試されているのが、ゴールデンウィークやお盆休みです。

 

ワタシは、ことあるごとにおっさんたちに忠告しています。
老後は「ペットになれ!!!」と・・・。

 

家でゴロゴロと寝ていても腹が立たないのは、ペットです。ご飯のときには、尻尾を振っているのが可愛い。洗濯物を畳むのを邪魔しても許される。旦那がペットに見えれば、、、そのイライラはおさまるのです。人間だと思うから、期待もするのです。だから旦那がペットに見えてくる努力をしてください。ペットになる努力を旦那に強いて下さい。

 

まずは、休み期間中は、会話の語尾に「にゃん」か「わん」をつけるように旦那に指示しましょう。やらなかったらご飯やお酒は、当然、お預けです。

 

最近は、子どもたちのママゴトで『ペットになりたがる子』が増えているらしいです。これまで人気だったママ役よりも、ペットが人気だというのです。立教大学の教授でもある、あの精神科医・香山リカ氏は、大学の授業で「いま何にでもなれるとし たら、何になりたい」かと、毎年聞いているそうです。すると、ここ数年の1位はなんと「ネコ」に。「イヌ」も上位に入るとのこと。ママゴト世代だけでなく、大学生さえもペット願望があるのです。旦那さんが、ペットになることに抵抗してきたらこういう話をしてみてください。「どこにも行かずにゴロゴロしていられるのはペットの特権なのよ」と・・・。

 

仕事をしていない旦那。ただゴロゴロしているおっさん。もう、ママと対等ではありません。ほっておいたら粗大ゴミです。まだ愛情があるならペットにしましょう。ペットにしてから捨てても遅くはありません。

 

ペットの期間は別の名前で呼ぶのもいいでしょう。「タロウ」や「ジロー」みたいなわかりやすい名前で旦那を呼びましょう。呼んでも反応しなかったらご飯やお酒は、当然、お預けです。尻尾をふってやってきたらワシャワシャとして甘い言葉をかけてあげてください。

 

週イチたまりばバックナンバーはこちら

一覧へ