文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
それはそれとして。
ワタシは、鈴木大拙という仏教学者が好きです。あのスティーブ・ジョブズが“禅”の道に進んだキッカケを与えた人物です。この御仁は、多くの方のお悩みを聞くたびに“それはそれとして”とお話を切り出されたそうです。目の覚めるような切り返しです。これが、全てです。真正面の裏側から、入っていくのがミソですね。
些細な手続論や筋道論で、目の前の課題から逃げようとしている輩には、真正面から正論を言っても通じません。
したくないだもの。
嫌なんだもの。
しゃーないです。
面倒臭い仕事や人生の相談には、至極真っ当に、議論をズラしてみるのです。すげぇ正しいやり方で、真っ当に、時間を潰してみるのです。そして“あっ!?なにやってんだ!?”と思わせることができればこちらのものです。
そういう時に、最適の質問がこちらです。
ぜひ、使ってみてください。
・とんがりコーンを指にはめたことある!?
・バームクーヘンをはがしたことある!?
・扇風機の前であーーーって言ったことある!?
・ポッキーのチョコの部分だけを舐めとったことある!?