文／中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やＪＲ博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
ただのデブだと思うなよっ!!
残念ながら、ワタシは、ハゲていません。そんな奴の言うことには、説得力がないと言われそうですが、ワタシは、正真正銘のデブです。168㎝で80㎏ 弱。もう階段を駆け上がれません。ソファに寝ていたら、それは、もう醜い生物です。
しかし、思いのほかモテます。それは、ただのデブではないからです。デブを克服する術を手に入れたからです。ハゲの人に、デブの話をしてもダメかな。ハゲでデブだったらどうするのか?と言われたら、二の句がないな。
まぁ、それでもいいや・・・。ワタシは、デブはデブでも「繊細で清潔なデブ」です。そこらへんのデブと一緒にしてもらってはこまります。
デブを恐れていません。
デブを悪いと思っていません。
むしろ、デブで良かったぁと神様に感謝しています。
汗をかくたびに、生きている実感に震えます。鏡に映る自分を見ながらスリムでチャラチャラしていた時の自分をいつも反省します。いまのワタシがあるのは、デブだからです。プレゼンで立って挨拶をするだけで笑いが誘えます。もうこうなりゃデブも天職です。得することばかりです。
デブって言うだけで幸せそうです。財布に数百円しか入ってなくても、お金持ちに見えますよ。物理的に膝を抱えて眠れないから、悩みもない明るい人だと思われています。デブは、七難を隠しているのです。そう思えばいいのです。ハゲやデブは、七難隠す。豊かに生きていく武器です。
要は、デブでも、おどおどしたり、挙動不審になったり、隠すのに必死になったりしないことです。堂々とデブやハゲになってやろうじゃないですか?!
ワタシを、ただのデブだと思うなよ!!!
