文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
極めてナチュラルに生きて、死ぬ。
自然界には、同じものはふたつとない。
自然のものって、必ずバラつきがある。
人間だって、レッキとした自然界の動物。
100%同じ人間なんて探してもいないはずである。
禿げる人がいたと思ったら、ふっさふさの人もいる。
24時間テレビを24時間起きてみる人もいれば、
24時間テレビをクソミソ言う人もいる。
全部、自然なことなのである。
LGBTだって、ナチュラルなこと。
縄張り争いするのも、とても自然なお話。
多様性ある社会なんて、ひとことで言えば、ごく自然であること。
ちなみに、
野生で生きる象と動物園で飼われている象の寿命は3倍違う。
実は、野生で生きた方が長生きなのですよ。
そう考えると、分断、差別、格差を生み出す人間社会は、そもそも不自然なことである。野生を忘れた人間は、どんどん不自然な生き物になっているんだろうなぁと思う。こんな状態で100歳まで生きたって面白くない!!
欲望にも、ナチュラルに。
生死も、ごく自然に。
野生の選択を大事にすることが、いちばんの知性なのじゃないのか!?というのが、61歳の師走に考えていることである。