第37区 へんてこりんコラム駅伝「食べるためには必死です」
2021.10.30
へんてこりんコラム駅伝

これまでの合計距離 236.8㎞

九州一周まで残り 1263.2㎞‼

今週タスキを受け取ったのは、

「ula」選手!!

 

第37区 走者「ula」

「食べるためには必死です」

 

すっかり秋も深まり、朝夕はひんやりとするようになりましたね。

スーパーにはぶどう、サツマイモ、栗、梨、みかんなどなど、秋の味覚がたくさん!「少し高いけど食べたいな」と思わせる力があるから“旬”とは恐るべし。

何も言わなくても書かなくても「栗」と「梨」だけは今しか食べられないという期間限定感を訴えられるから、季節の力は本当にすごい。実際に、栗の出回り時期は8月から12月、梨は8月から10月と、1年でもたった数か月間しかお目にかかれない果物です。

先日、買い物をしていると、「栗」を発見!!
今しか食べることのできない栗ご飯が食べたい一心で、栗を購入しました。

実家で栗の皮むきをしていた記憶を思い出しながら、生栗から栗ご飯を炊き上げましたが、そこでひしひしと痛感したこと。

「栗を一つ一つ剥くってめちゃくちゃ面倒くさい」

外の硬い皮がなかなか剥けなくて大苦戦。そのあとに出てくる渋皮の剥けなさにさらにさらに大苦戦。
なんで2枚も皮があるの!?と途中で心が折れかけました。

 

栗の皮が2枚もある理由、それは栗の実だと思っている部分は実は種で、外側の硬い鬼皮が実は果肉だから。
梨やぶどうなどの果物は、柔らかい果肉の部分を食し、種は食べずに捨ててしまいますが、栗の場合は果実が固く、柔らかい種の部分が食用になっています。
さらに、栗の「イガ」と呼ばれるトゲトゲは数年かけてつけた実を虫から守るためにあるのだとか。

 

美味しいものはみんな食べたくなります。
栗も生き残るのに必死なのです。

先日、大衆割烹 樋口でジェラートの販売を始めました。秋の味覚を含めた11種類。栗を使ったジェラートの販売も予定していたのですが、諸事情あり、泣く泣く販売を延期することに…。
ジェラート担当者も渾身の商品でした。

しっかりと栗を感じながらも少し洋風の味わいがたまらなく美味しくて、私のイチオシだったので、今度こそ皆様のお目にかかれますように…。

ちなみに、今の私のおすすめは「新高梨」のジェラートです!

 

今回の走破距離 (1文字=10m)

820文字=8.2㎞

これまでの合計距離 245㎞

九州一周まで残り 1255㎞‼

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