文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
愛も、有限なのだよ!?
我が娘が濁流に飲まれた!!!
さぁ、ワタシは、どうするか!?
スグに飛び込んで、娘よりも早く川の底に沈んで行く。
これも「愛」である。
川岸で我が娘が流されていくのを、なす術ないまま見送る。
これもまた「愛」である。
「愛」というのは、人間が有限であることを認めることではないかと考えている。アラカンなどと言われる歳になってわかった。快楽と愛とを混同することなどない。断言する。(笑)
快楽!!そんなもんに頼っていたら家族など維持できない。
結婚生活には、緊張が必要なのである。
それは「愛」が有限だからである。
「性愛」が衰えてクライシスを乗り越えたら「社会愛」が芽生えていく。
そこからは、もう緊張の連続なのである。
ワタシは、家にいる時ほどパブリックである。
性も愛も、有限なのだよ。