文/中村修治
企画会社ペーパーカンパニーの代表取締役社長。PR会社キナックスホールディングスの取締役会長。福岡大学非常勤講師。滋賀県出身。Good不動産やJR博多シティのネーミングなども手掛けた戦略プランナー。西日本新聞「qBiz」やitMedia「BLOGOS」のコラムニスト。フェイスブックのフォロワー数は、9000人越え。
もう一歩!!もう一発!!
ひぐちグループ創業74周年!!
おめでとうございます。
本日は「One more」のテーマに相応しい『もう一発!!』のお話を!!
十返舎一九(じっぺんしゃ‐いっく)という江戸後期に生きた戯作者をご存知か!?滑稽本「東海道中膝栗毛」などが有名。執筆料だけで生計を立てた最初の職業作家と言われています。
一九の逸話に次のようものがあります。
“『死の直前に門弟を枕元に呼び「死んでも湯灌をせず、着物も変えるな。このままの姿で棺桶に入れて必ず火葬にせよ」と厳命。門弟がその通り火葬にしようとした瞬間、すさまじい爆音とともに火柱が上がり、いくつもの花火が星のように散っていった。それは遺体の頭陀袋に、一九が線香花火を一杯詰めていたからだった。”
死んでからも『もう一発!!』。
戯作者らしいOne Moreなサプライズ!!
突然の爆発に、弔いに来ていた人々は腰を抜かすほど驚いたという。
辞世の歌は、
“此世をば
どりやおいとまに
せん香の煙とともに
灰左様なら”
カッコいいなぁ。
憧れるなぁ。
できるかなぁ!?
無理だろうなぁ!?
ワタシは、
ワタシなりの、
ワタシにできるOne Moreをやってみます。