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今月のメッセージ

今月のメッセージ

Monthly Message

ひぐちグループ 代表取締役社長

樋口 益次郎

2021年11月のメッセージ

“誰かのために”

9月にお届けした「好きだから」のコラムにも通ずるのが
Hall & Oates の曲「Do It For Love」の一節

“ I would fly ten thousand miles in the pouring rain just to see your face ”である。

“ ただ君の顔を見るために どしゃ降りの雨の中 一万マイルを飛んでいこう  ”
という意味であるが、どのようなことだってやりこなせてしまう驚異的パワーの源。
これはただ単に好きだからということだけでなく、
マズローの欲求5段階説の3段階目に当たる社会的欲求(帰属欲求)にも見て取れる
≪誰かの役に立つ≫このことが大きな喜びとなりパワーの源となるのであろう。

自分のために頑張っていてもどこか頑張りきれず「もう、いいかな⁉」とつい妥協が芽生えてしまうが、
それが大事な人・守るべき人・愛すべき人の為だと頑張りきれる。
そういった経験が少なからずないだろうか。

自分のために頑張るより誰かのために頑張る方が頑張れる。

自分の利益の追求と、誰かが本当に必要としている事が結びつき「社会的報酬」が得られると、
ドーパミンが大量に分泌され、快感を覚えやる気が増大するという性質が我々人間にはあるらしい。

一昨年初めより想像もしなかった『コロナ』という感染症によって
ほぼ2年間「個」というものに閉じこまざるを得なかった。
この間、今まで、あって当たり前のことがどれ程重要であったか、
『人』という字はお互いが支えあい成り立つもので、
人の交わりがどれほど重要であるのかを思い知らされた。
『コロナ』が終息したわけではないが「個」で生きていく事の限界と、
人の交わりの重要さを、身をもって体感できたことはとてつもない貴重な経験なのであろう。

そのような中10月25日から創業71年としてお配りさせていただいた
「凄いチラシ第三弾」のタイトル『OUR』はまさにこの貴重な経験から生まれたものである。
我々の家族、我々の仲間、我々の会社、我々の地域、我々の社会。
様々な側面がある中、我々の歩幅で、我々で出来ることをやっていこうとの宣言でもありました。

最後にもう一つ

1985年世界的ムーブメントにもなった“We are the world ”の
小学生バージョンが本年5月にYouTubeにアップされました。
※1985年の原曲ではなく、2010年のWe are the world 25 For Haitiです。

この未曾有のコロナ禍の中で、身動きの取れない大人たちと違い、
どのような環境でも対応していく子供たちから純粋に力をもらえます。
一見の価値ありです。ご覧ください。

Clarksville Elementary students record adorable “We Are the World” music video