Message

今月のメッセージ

今月のメッセージ

Monthly Message

ひぐちグループ 代表取締役社長

樋口 益次郎

2021年3月のメッセージ

『交換の場』と『投げ銭』

前回の話の中で、我社の生きる場は『交換の場』であることをお話ししましたが、
もう少しご理解いただけるように、かみ砕いて説明したいと思います。

社会的に「生きていく場」は3つに分けることができます。

まず『お布施の場』と『税金の場』です。
『お布施の場』それは宗教などで見られるお布施を頂いて生計を立てることを
指します。次に『税金の場』一般的に分かりやすく言うと公務員です。

そして3つ目が『交換の場』です。

何らかの価値を提供して、その見返りとして「交換」という行為が成立する形を
指すものです。その交換というのは、お金が存在しなかった時代には物々交換として
行われていました。

ここで重要なことは、なぜ交換という行為が成立するのか?ということです。

そこには「価値」と言う概念が存在します。

同等の価値もしくはそれ以上の価値を認識したから、交換という行為が成立するのです。
この交換の成立をより分かりやすく表現したのが『投げ銭』です。

理解しやすいイメージは大道芸人です。
大道芸人は、芸を行いその見返りとしてお金をいただく、
これがいわゆる『投げ銭』です。その投げ銭は、見る側の個人によって
価値が異なり、額はすべてが同じでないことも特徴です。

売上が上がった=「売れた」とは価値を認めていただいた

「売れなかった」とは価値を見出してもらえなかったと認識することが

我社の『投げ銭』の概念です。

価値を提供し『交換の場』で生かされている。

それがHIGUCHI GROUPのすべてのベースなのです。